Misskey
分散型SNSで有名なMastodonもいいですが、Misskeyもすばらしい分散型SNSです。そんなMisskeyをSynologyで構築してみましょう。
前提として、Dockerをインストールできるモデルであること。あと、Portainerをインストールしていると作業が簡単です。
Portainerインストール
SynologyへPortainerをインストールする方法。
準備
Dockerフォルダ内に、新規でいくつかフォルダを作成する必要があります。
Dockerフォルダに「misskey」フォルダを新規作成。
misskeyフォルダ内に、「db」「files」「redis」フォルダを新規作成。
misskey.yaml
misskeyフォルダ内に、misskey.yamlを作成して下記をコピペ
※hoge.comの部分は、お持ちのドメインを記入。
url: https://hoge.com
db:
host: db
port: 5432
db: misskey
user: misskey
pass: misskey
redis:
host: redis
port: 6379
id: 'aid'
port: 3000
proxyBypassHosts:
- api.deepl.com
- api-free.deepl.com
- www.recaptcha.net
- hcaptcha.com
- challenges.cloudflare.com
signToActivityPubGet: true
Portainer
フォルダの作成が済んだら、portainerにログイン。
Create stack
Nameは任意で。misskeyでいいと思います。
Web editer
下記をコピペしてDeploy the stackをクリック。ビルドに時間がかかるので、気長に待ちましょう。
※volume1の部分は、環境に合わせて下さい。
version: "3"
services:
web:
image: misskey/misskey:latest
restart: always
links:
- db
- redis
ports:
- "3000:3000"
networks:
- internal_network
- external_network
volumes:
- /volume1/docker/misskey/files:/misskey/files
- /volume1/docker/misskey/misskey.yaml:/misskey/.config/default.yml:ro
healthcheck:
test: ["CMD-SHELL", "/bin/bash", "/misskey/healthcheck.sh"]
interval: 5s
retries: 20
redis:
restart: always
image: redis:latest
networks:
- internal_network
volumes:
- /volume1/docker/misskey/redis:/data
db:
restart: always
image: postgres:latest
networks:
- internal_network
environment:
- POSTGRES_PASSWORD=misskey
- POSTGRES_USER=misskey
- POSTGRES_DB=misskey
volumes:
- /volume1/docker/misskey/db:/var/lib/postgresql/data
networks:
internal_network:
internal: true
external_network:
完了したら、ポート番号3000番でアクセスできます。DSMのIPアドレスが「192.168.0.100」 の場合、「192.168.0.100:3000」になります。
リバースプロキシ
ドメインでアクセスする場合は、DSMのリバースプロキシを使いましょう。
一人で使うもよし。他のユーザーを登録できるようにしてもよし。今回DS918+で構築してみましたが、それなりに動作しています。リレーを複数追加すると、反応しなくなることがあるのでご注意下さい。
Misskey アップデート方法
watchtowerを入れていれば、勝手に更新してくれる。
または、Portainerからmisskey-webコンテナ内で手動更新も可。
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