目次
Synology Webstation
WordPress インストール方法などは省きます。WordPressを公開するにあたって、WebStationではApacheを使う方法とNginxを使う方法があります。WebStation内でどちらを使うか選択できます。
Apacheであればデフォルト設定で公開できると思います。しかし、標準設定でのNginxではWordPressのトップページ、管理画面へのアクセス、記事の作成などはできても公開した記事を読む事が出来ません。
Synology 環境
- DSMバージョン: DSM7.1.1-42962
- PHP: PHP 8.0
- データベース: MariaDB10
Nginx 設定
ひと手間かかりますが、設定を変更することでNginxでも正常に動作するようになります。
前提として、WebStationで設定したドメインはデフォルト設定だとApacehになっているので、Nginxに切り替える。SSHが有効になっていること。root権限が使えるようになっていることです。
cd /usr/local/etc/nginx/sites-enabled
nano server.webstation-vhost.conf
** nanoエディタが入っていない場合は、viに置き換えて下さい **
include /usr/local/etc/nginx/conf.d/ランダム英数字/user.conf*;
** WebStationに複数のドメインを登録している場合は、目的のドメイン内にあるものを確認 **
場所が確認できたら、目的のフォルダまで移動して「user.conf」ファイルを新規作成します。
cd /usr/local/etc/nginx/conf.d/ランダム英数字/
sudo nano user.conf
** nanoエディタが入っていない場合は、viに置き換えて下さい **
空っぽのファイル内に下記をコピペ
location / {
try_files $uri $uri/ /index.php?$args;
}
設定反映
** 構文チェック **
sudo nginx -t
** 設定反映 **
sudo nginx -s reload
設定反映後は、正常にページが表示されるはずです。
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